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2013年10月5日土曜日

Tau Aggregation Inhibitors

Abstract Image







Agents capable of preventing the misfolding and sequestration of the microtubule-stabilizing protein tau into insoluble fibrillar aggregates hold considerable promise for the prevention and/or treatment of neurodegenerative tauopathies such as Alzheimer’s disease.
 
 
Because tauopathies are characterized by amyloidosis that is restricted to the central nervous system (CNS), plausible candidate compounds for in vivo evaluation must both prevent tau fibrillization and achieve significant brain levels.
 
 
Recently, we reported the discovery of the aminothienopyridazine (ATPZ) class of tau aggregation inhibitors
 
and now describe a series of new analogues that are both effective inhibitors of tau fibrillization and display significant brain-to-plasma exposure ratios after administration to mice.
 
 
 
Further, two of the most promising examples, 15 and 16, were found to reach significant brain exposure levels following oral administration. Taken together, these results suggest that examples from the ATPZ class hold promise as candidates for in vivo efficacy studies in animal models of neurodegenerative tauopathies.


2013年9月9日月曜日

看護師を薬剤師レベルにする本(2)

◆ 薬剤師レベル の知識を習得するための本



http://www.tkd-pbl.com/author/a49119.html



学習の基本レベルを知ること:
くすりの学習は 英語の学習と 同じです。


英語ができない人は 

断片的な スピ~ド学習しか しないということです。

 

 英語ができない人は 

おおむね 日本語の語彙不足 が目立ちます。 

 

 要するに 新しい知識や 言葉を

古い知識や 言葉と一緒に 整理することができないのです。




 

逆に、英語ができる人は

<現代医療用語>も 簡単に 頭に入り、

整理ができることと 思いますので、

 <基本レベルのくすりの知識>は 誰でも到達可能なのです。



http://www.tkd-pbl.com/author/a49119.html



2013年9月8日日曜日

供楽と供薬の提案 (2)

アルツハイマー 補助療法剤 の開発提供(2)

 Plan for TOYOPL: 2013

      

《 供楽供薬 》

 

1.               口ではなく 手で供薬

2.               直接 手 で触れる供薬

3.               手作り知識 で理解を深める供学

 

実施例:

褥瘡対応のための 天然素材クリ~ム:

 

天然の抗酸化剤である2成分から 新合剤 を調製する。重要な成分は 

うこんの成分=クルクミンのアセテ~トと 柑橘成分のフラノクマリン

を組み合わせるという点である。

 

抗酸化成分による 細胞保護 と同時に、細胞上皮での酸化亢進を抑制し、

炎症の拡大や アレルギ~の持続につながらない保護を行うことである。

 

これらの成分は、天然成分であり、介護者がクリ~ムを塗りこむ操作によっても、

双方の皮膚刺激効果 が期待できる。

供薬者にとっても メリットが期待できることになる。

 

さらに、

この 双方向クリ~ム剤にありふれた 血管拡張薬 を加えることで、

皮膚の血流を増し、組織の硬直を防ぐような 積極的な治療効果 をねらうことも可能である。


 

 

☆ AD 治療促進剤 の基本コンセプト: 

  《 供楽供薬 》

 

1.               口ではなく 手で供薬

2.               直接 手 で触れる供薬

3.               手作り知識 で理解を深める供学

 

 (基本指針: 共同歩調、行動供力)

供楽と供薬の提案 (1)

アルツハイマー 補助療法剤 の開発提供

 Plan for TOYOPL: 2013


 

趣旨:

 現代国民病・認知症 (アルツハイマ~病:AD)への実践的対策としての

介護と改善を 楽にする補助的な治療促進物質 または 治療促進用具の提案、提供

を目指した実用的研究を展開する。

 

 

AD 治療促進剤 の基本コンセプト: 《 供楽供薬 》

 
 (患者を見守る 補助療法)

1. 口ではなく 手で供薬

2. 直接 手 で触れる供薬

3. 手作り知識 を共有・供学

 

 
 
 
 

(先端化学で拓く 創薬の 道)

4.        最先端 探索研究 への 供薬 

(新素材提供; リポジションからの創薬)

 

5.        先端 創剤プロセス への 関与

(新造薬; ジェネリック・イノベ~ション)

 
 
4.は 同志社大学・杉本八郎教授との 共同研究 を展開する。
 
5.は DNPファインケミカル・宇都宮との 技術開発 を目指した連携を行う。
 
 
 

 

 (基本指針: 共同歩調、行動供力)

2013年7月13日土曜日

厄年、お祓い、抗年期(男の場合)

夕日を 追いかけていくのが 男の一生

男の更年期障害はまず 厄年。

42歳+5歳でやってくる。

そして 何気なく 気にしていると そのうち

通り過ぎていく。



僕は 呼びかけたりは しない

傍らを 過ぎ行くものを

僕は もう青春も 精旬も

過ぎて行った ことを知る。

 

それから10年後 またやってくるもの

忘れていた 厄年がくる。

何かしないと いけない。

そうだ お祓い に行こう。

夫婦 そろって 家族そろってが 良いけれど。

自分ひとりでも 十分だ、自己満足だ、プラセボだ。


そしてまた10年。

60過ぎに なってしまった。

還暦も 終わった。

人生の 墓場 を楽しく生きよう

男の抗年期。

 

もはや 失うものは もう 何もない。

失った ところで どうと いうこともない。

なくしたツキは 大きかったか

しかし それは 分不相応。

 

 

歩き出そう あの山へ

登り始めよう 火の山へ。

迷うことなく 歩みを進めろ。

石ころ、砂利道、地獄道、

そんなものは 屁でもない。

 

 

失うものも 何もない

捨て去るものも 何もない。

傍らにいる 者たちよ

俺は また 追いかけたりは する。

沈む夕日を 追いかけて

俺はまだ 追いかけている。


ここでやめてたまるか。
抗年気の男の 生きざま、
男の 死にざま である。


子宮で かんがえることは できないのだ。
あたりまえだの クラッカ~ くらったか~。
そして 今日から 僕は ただの 男:


http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=Hzth_yi33e0&NR=1

 


初経、閉経、更年期(女の一生)

女は  <子宮>  で考える。


 

女が女である証の 初経(しょけい)は 10才前後だろうか。

いわゆる< 初潮>  とも言われる。



それは つげ義春の劇画 『紅い花』 のメイン・テ~マである。 

漫画家のつげさんは、ゲゲゲの水木しげる氏のアシスタントをした後、独立するために 突然出奔した。そのいきさつは 朝の連続ドラマでも 出ていた。

 

 

そして少女は 大人になった。

そしてあなたは 京都に行くの。

京都のどこが そんなに良いの この私の

愛よりも、あああ~。

 

 

ああ、長くつらい旅である。そして

やがて 閉経 (へいけい)。

枯渇 というか、子渇 と言いたくなる時。



お経を読むのをやめる時かも ?

 

 

従って、日本女性の場合

閉経を挟んだおおよそ10年間を

更年期と考えて 間違いはない。

 

具体的には 45歳くらいから、

55歳くらいまでである。

 

 

この間に起こった不幸な出来事は

すべて 更年期障害 である。

誰にでもやってくる ホルモン障害

ホルモンの生涯 である。

 


『 あ~かく  紅く咲く花 碧い花

この世に咲く花 数々あれど~ 』

すべては ホルモンの花 である。

女のあだ花である。



そして 今日から君はただの女:

http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=Hzth_yi33e0&NR=1




2013年7月12日金曜日

基礎問題集(ホルモン ②)




     薬とその副作用の組合せで 正しいのはどれか。

 


1.
 抗ヒスタミン薬──眠 気
2.
 スルホニル尿素薬──咳 嗽
3.
 非ステロイド抗炎症薬──骨粗鬆症
4.
 アンジオテンシン変換酵素阻害薬──尿 閉

 
 
(ステロイドとNSAIDSの副作用は 広範囲に及ぶ)

 

 


 




     抗利尿ホルモン(ADH)の分泌を抑制 するのはどれか。


 

1. 血圧 上昇
2.
 循環血漿量 減少
3.
 血漿浸透圧 低下
4.
 血中ナトリウム値 低下


 


(バソップレッシンは 尿量=血圧 に影響を与える.
尿量の減少を起こし、血漿量の維持、浸透圧の上昇 をする。)


 

 



     副腎髄質ホルモンの作用で正しいのはどれか


1. 抗炎症作用がある。
2.
 気管支を 拡張する。
3.
 血糖値を 低下させる。
4.
 血中カリウム値を 低下させる。

 
 
 
(副腎からは 髄質ホルモンと皮質ホルモンの両方が分泌される)
 

 

 

 

 

     体の変化とそれによって増加するホルモンとの組合せで正しいのはどれか.

 
 
 1. 血糖値の 上昇     ────グルカゴン
2.
 血清ナトリウム値の 低下────アルドステロン
3.
 血清コレステロール値の 上昇────甲状腺ホルモン
4.
 血清カルシウム値の 低下  ────副甲状腺ホルモン


 
(血糖値は インスリンと グルカゴンにより調節される)

 

 

 


     初経を発来させるホルモンはどれか。

 

1.卵胞ホルモン     2. 抗利尿ホルモン
3.
 副腎皮質ホルモン   4. 甲状腺刺激ホルモン

 
 
 

(副腎皮質ホルモンは 2次性徴 とは直接関係しない)

 

 


2013年6月15日土曜日

箱根 強羅 同窓会 1129

◆ 72P同窓会:11月29日(金) 19:00~

今年還暦の皆さんも多い 72P同窓会

☆箱根・強羅の ホテル リゾ~ピア箱根  = 一泊で行います。 

山本香料社長: 山本芳邦様のお世話です。)

 


☆ 当日、強羅からは 送迎バス が出るそうです。

10月1日 までに ご出欠 必ずお知らせ ください。

尚、変更は 11月1日 まででお願い致します。

080-3696-7817 (=ケイタイ) 

   またはこの ブログの返信で 結構です。




☆ 思い起こせば、なつかしい青春。

 


薬学部に入ったのが 1972年、石油ショックの直前だ。

下宿生活で トイレット・ペ~パ~の買い占めをするとは夢にも。 

 

ガロの『学生街の喫茶店』が聞こえた春。『ひまわりの小径』はチェリッシュの夏。拓郎も 『春だったね』、や 『旅の宿』を歌った。そしてトドメは陽水の 『限りない欲望』。

 

映画 『ある愛の詩』 にはフランシス・レイの旋律が流れ、若いエルトンジョンの旋律が 『フレンズ』 の中に開花していた。


劇画 とくれば、『同棲時代』。

『刑事コロンボ』 もNHKで放映され 皆んなが見た。


 
☆ { 風よ運べよ このたより }
http://www.youtube.com/watch?v=o3RItYxKZOo


☆  < ぼくにまかせて下さい >
http://www.youtube.com/watch?v=867hYofbAKw


☆  < 旅人よ >
http://www.youtube.com/watch?v=YWchSoWXBuE


☆  < よろしく 哀愁 >
http://www.youtube.com/watch?v=pJb5C5LJpSw



まだまだ あるでよ~。

本ブログ: 

ふるさともたない あのひとに

+  Noekies Electric Guiter &  Sitar



を見てください。
また、ご質問は torihiro08@gmail.com
まで。



2013年5月13日月曜日

薬学文章講座: その2;

  

よく言われることに起承転結ということばがあります。

 

 

これは、まとまったわかりやすい文章の典型的なパタ~ンです。

しかしながらhowever,  医療や科学の世界では美文の必要はありません。

正しく(間違いなく)情報が伝わることが一番です。

タイトル というのは、本来文章の結論を数語(コンパクト)で述べた

究極の(インパクトある) フレーズ です。

読者は うまいタイトルで知らず知らずに、結論をインプットされていることになり、

場合によってはタイトルだけでも共感します。

そして読者はそのイメージを膨らまして、文章をむさぼり読むということになります。

これも企業での話です。私が2年間くらいをかけていた大変地味な研究を

1通の報告書にまとめた時、上司から言われたことは、(阿波弁口調で)

 

「長すぎて読めん、結論にいくまでに疲れてしもたわ」

 

ということでした。

実は上司はこの研究プランの詳細よりも、

次のプランをどうするか悩んでいました。

 

頂いたアドバイスは、

頭(イントロ)を軽くして、読みやすくして欲しいということでした。

「起承転結なんて気にせんでええよ」とも言われたのです。

そこで、わかりやすい結論をはじめに頭出しし、

最後にまたズバリと重い結論を示すことにしました。

 

 

初めの文章がぐだぐだした分、この改良版はスッキリしたと随分と喜ばれました。

文章の書き手は、誰が読むのかを考えて、

ある程度の期待感がふくらむ文章にするのが良いと思います。

 

結論が初めに出ていた方が、精神衛生上 楽です。

 

長い文章は入口、出口で、結論をはっきりさせたほうがよいかと思います。

結承転結 くらいで どうですか?

 

つまるところは、

 

記省・天決(記述をかえりみて、読み手に決めて頂く)

ような ゆったりとした 気持=ゆとり?=さとり?=無重力状態? 

かと思います。

 

そして、もう一つ、素直でストレートな 

直情型の 子供の文章には カナイマセン。

 

2013年1月18日金曜日

インフルエンザの基礎知識①

◆ インフルエンザ Q&A



  インフルエンザについてはさまざまな疑問質問があるかと思います。

そのような代表的な質問をまとめたものが、厚生省HP にあります。

大変参考になります。

 

 

しかしながら、However  私はワクチン接種と抗インフルエンザ薬の使用については、反対です。

 インフルエンザ対策には、もっと痛くない、安価で効果的な方法があります。特に、簡便な漢方は大変有効な チョイス になると思います。

ぜひ、試してください。

 

① 麻黄湯

② 葛根湯

③ オタネ人参を含むもの




 国は、毎年高価なワクチンを用意(輸入)しています。
 しかしそれが使われなかった場合には、すべて 廃棄されます。

 まったくの税金のムダ使い です。
 桝添厚生大臣の時には、いわゆるパンデミック騒ぎがあり、とてつもな 
 い量のワクチンが輸入され、そして使われず残った大量のワクチン 
 が、廃棄されました。十億単位の税金が使われないワクチンとともに、 
 消えました。

一方、群馬=前橋医師会は インフルエンザワクチンは効果が認められない、という啓蒙的な調査結果を公表しています。


ワクチン騒動は、インフルエンザ予防というよりは政治家のパホーマンスと、無知なマスコミのアホーマンスによるかもしれません。日本は世界有数のくすり無駄使い国となっています。 くすりは、輸入超過の際たるものであるということに気づいて下さい。

TPP解禁後には 黄金の薬漬け大国 になるかもしれません。
くすりはなくても 子は育つ という記事が 新鮮でした。




2013年1月16日水曜日

インフルに漢方を ①

◆ 麻黄湯 が インフルに効く!



麻のつくくすりは、前回の大麻だけではありません。麻黄湯 という漢方があります。


インフルエンザには タミフルやリレンザなどの抗ウイルス薬が有効です。しかし、抗ウイルス作用に加えて免疫応答を調整することでも効果を発揮する漢方が見出されている。順天堂大学医学部の内藤先生らは、麻黄湯にタミフルなどと同等の効果があることを2012年に見出している。

 

内藤先生へのインタビューが出ていたので、ぜひとも 参考にして下さい。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/201202/523756.html






2013年1月13日日曜日

御すすめの1冊 ⑥












 

 

おおきな木   ほんだきんいちろう 訳。






 

翻訳をされた 本田謹一郎先生は 今はもういない。 

 

息子さんの結婚式の折、にこにこしながらテーブルをまわり、この本を配ってくれました。ほんだ先生は、この本の題にあるような大きな木になって、息子さんを育てられたのかもしれない。ほんだ先生は、ほんとうに にこにこしていました。

 

そしてもうほんだ先生は この世にいない。

今は、ご高名な むらかみ はるき さんの役になっている。

どちらが良いか 読み比べてみて下さい。

 

薬剤師や、看護師、理学療法士のみなさんは ちょうどこの本の おおきな木のようになっていただきたいものである。


 

たよりにされ したわれる ことが 

だいじなこと おおきなこと だとわかってきます。

 

原作者は シルバースタイン という ひげもじゃの男です。






 

2012年12月30日日曜日

免疫事故 ②

◆ あわてる免疫


病気の原因は 複雑多岐 千差万別 である。

なぜ、自分を守る免疫が、自分を攻撃するのようなことになるのか。

その原因は、免疫に攻撃されてしまう自己と、
攻撃する免疫の両方に関係している のだろう。

以下には 複雑怪奇な 自己免疫疾患についての
比較的納得しやすい 考え方=理解の仕方 をまとめておく。

この ページだけ読めば(他のところは) 読まなくてもよい。



前回も書いたように、 自己免疫性疾患の原因 について最も妥当な解説をしているのは<メルクマニュアル家庭版>です。 (ためし、に

自己免疫疾患の ページを 当ってみて下さい。)

今のところこれ以上の、 <説得力のある説明>をみたことがない。



以下のような4つのケースが書かれている。 このうち、2と3は同じことを言っている。 

たまたま、生体物質のような異物が侵入したり、生成したりすると、免疫システムがすぐに刺激を受け、生体物質や細胞をとらえて破壊し始める。わずかに変化した自己を容赦なく攻撃するということである。免疫の感受性が異常になったと言えるかもしれない。

 

2の説明は幅広く、一般的な解説として納得できるものである。




1. 正常な状態では免疫システムには見つからないはずの物質が、事故や病気で血流に放出された場合。 たとえば、眼を強打すると眼球中の液体が血流中に放出され、この液体が免疫システムを刺激して攻撃を引き起こす。


2. 体内の正常な物質や細胞がウイルス、薬、日光、放射線などによって変質した場合。 変質した物質は免疫システムには異物とみなされる。たとえばウイルスは体内の細胞に感染して細胞を変質させ、その細胞が免疫システムを刺激して攻撃を引き起こす。


3. ある体内物質に似た異物が体内に侵入した場合。 免疫システムは見分けがつかず、異物だけでなくその体内物質も攻撃してしまう。


4. 抗体の産生をコントロールする細胞、たとえば白血球の1種であるBリンパ球が機能障害を起こし、正常な体内細胞を攻撃する異常な抗体をつくる場合。 



要するに、自己免疫疾患のはじまりは、異物の刺激にあわてて、適切な抗体を作るゆとりがなくなってしまう(強すぎる抗体)状態 であると言えます。


2012年12月27日木曜日

免疫事故 ①

◆ 攻撃的な免疫


 

ワクチンは人類が開発した画期的な医薬品であり、免疫作用を巧みに利用している。

すなわち、病気の原因となる病原体を弱毒化して病原性をなくし、安全な抗原として体に入れ、免疫を活性化してのぞみの抗体を作らせるものである。

病気のあるところ、ワクチンの助けあり、である。


もともとは、E. ジェンナーがウシの病気(牛痘)を利用して成功した天然痘ワクチンに始まり、BCG、ポリオワクチンなどのワクチンなどではその恩恵を受けていない人はいない。

BCGはもはや病原性がなくなり、抗原性だけを示す大変優れたワクチンになっている。しかし、すぐれものばかりでないのがワクチンの怖さであることを、以前のコラムで強調した。

 

 

外敵から身を守る基本としての免疫機能では、自分と異なる外敵(異物)を抗原とみなし、抗体という武器を作って反撃する、これを抗原抗体反応と呼ぶ。この免疫機構こそが、病気から身を守る自前の武器である。免疫が、タイムリーに働いて、外敵をやっつければくすりはいらないし、癌細胞もやっつけられる。

 

 

しかし、この便利な免疫が何かの原因で、壊れてしまうと、癌やさまざまなやっかいな病気になる。その総称が、以前このコラムでも取り上げた、自己免疫疾患である。




感受性の高い免疫が体に入ってきたウイルスをやっつけようとして、ウイルスが感染した臓器までも破壊してしまうような 過剰攻撃をするのが自己免疫疾患と言うことができる。
具体的な病名として有名なものは、膵臓で起こる1型糖尿病、甲状腺で起こるバセドウ病や橋本病、膠原組織で起こる膠原病やリウマチそして、全身性エリテマトーデスなどがある。
(過去のコラム: 自己免疫疾患、やっかいな病気 参照)


ここで改めて議論を深めたいのが、自己免疫疾患の 原因(スイッチ)である。


自己免疫性疾患の原因 について最も妥当な解説をしているのは、メルクマニュアル家庭版である。化学の目で、なぜこの病気が起こるのかをよりはっきりさせるために、このコラムではさらに探求を進めていきたい。なぜ、免疫が狂ってしまうのか、基本となる 抗原抗体反応 とはどんな反応なのかを考えていきたい。




2012年12月19日水曜日

薬害の歴史 3

◆ グラクソ社(GSK) による薬害

グラクソ・スミスクライン(GSK)社は 世界有数の大製薬メーカーで、日本でも多くのくすりを売っています。

日本に、沢山の危険なくすりを持ち込んでいる、海外メーカーの代表のような会社です。

グラクソ社が日本(や世界)で問題を起こしているくすりには、このコラムでも何度も触れた、パキシル があります。パキシルはやめたほうが良いくすりの横綱です。 

パキシルの注意書きには、危険性に関する警告が出ています。


その他のさまざまな不適切なくすりの販売に対して、グラクソ社は米国FDAから、厳しい賠償の支払い命令を受けています。サリドマイドを作った、ドイツのギュルネンタール社と似たような、節操のないくすりの販売活動に走っています。

 

 

日本の製薬メーカーのコマーシャルには、くすりを飲む時は、どこのくすりかも重要なことだとアピールしているものが有りました。まさに、前科のある会社のくすりは、できるだけ避けたいと思います。

 

 

グラクソ社の最近の販売活動で注意すべきは、子宮頸がんワクチン のサーバリックスの販売活動です。子宮頸がんワクチンは、このコラムでも、その接種を疑問視してきました。インフルエンザワクチン と同じ、いらないくすりです。



 薬害の歴史は戦争と同じくらいの貴重な教訓です。


2012年12月17日月曜日

薬害の歴史 1

◆ サリドマイド薬害事件

 日本で起こった薬害事件としては サリドマイド薬害 が最も有名です。

 

サリドマイドというくすりは本コラムでも、「神と悪魔の薬」 として取り上げています。もし、薬害について学びたかったら、是非この本を読んでみて下さい。薬害は、完全な人為的被害であることが分かります。


実は同じ時期には、キノホルムによるスモン薬害も起こりはじめていました。そこで、厚生省が作った資料を見てみると、日本で初めに起こった薬害は、な なんと ジフテリアワクチンによるものであったことが分かります。これは、大きな歴史的教訓です。ワクチン、睡眠薬、整腸薬(日常薬)には十分気をつけろ、ということです。

 

戦後の西ドイツのいいかげんな製薬会社が開発した睡眠薬サリドマイドは、日本では1958年から発売されました。それが、世界中でも発売されていましたが、日本では、使用停止のリアクションが一番遅れました。製薬会社と行政(厚生省)の怠慢が招いた不幸でした。

 

 

歴史的に、日本における薬害事件に登場する悪役は、越後屋=製薬会社、とお代官様=厚生省であるという構図が成り立っています。

2012年12月14日金曜日

ワクチン死の真実

◆ 日本脳炎ワクチン死 (4)



事件や事故の被害者の方がよく叫んでいる言葉に、

「真実が知りたいだけです」

という言葉が繰りかえされる。

 

 

事故や事件に際しては、必ずと言っていいほど、都合の悪いことは隠ぺいされる。事故の詳細は分からないが、隠ぺいがあるのは事実である。

 

 

今年10月に起こった日本脳炎ワクチン死に関しいては、専門知識を持ってしても、真の因果関係を説明することは難しい。しかし、ワクチン接種後2時間で、突然死した事実は忘れてはいけない。

 

もし 自分の子供がワクチン接種で突然死するようなことがあったら、 「真実が知りたい」 という言葉を発せずにはいられない。 これまで、ワクチン接種による死者がどのくらいでているのか、しっかり調べておきたい。




いまひとつ大事なことは、ワクチンの製造法をしっかりと、調べることである。製造法に不審な点があれば、疑いを持つことが必要である。今後は、新ワクチンが始まる際にはきちんと、調べておかなくてはいけない、チェック項目になる。










2012年10月29日月曜日

化学事故 3

KCl事故報道

 

基本操作を無視した事故例がある。塩化カリウム(KCl)は塩に似た無機化合物で、それ自体では特にどうということのない化合物である。低カリウム血症になった場合、静脈注射によってKCl溶液が注射される。このKCl溶液の注射を任された看護師が起こした事故である。

 

2002年から2012年の間で,高濃度塩化カリウム製剤の事故は10件以上報道されています.その原因の多くは,「点滴ボトル内に塩化カリウム製剤を混ぜる」ところを,誤って「直接投与」してしまったことによる医療事故でした.高濃度塩化カリウム製剤関連の医療事故をいくつかピックアップし,以下にまとめました.

 

 

    事故概要:

 

報道日 2012.3  准看護師(23)が,入院中の80代の女性の低カリウム血症に対し,塩化カリウムを希釈するべきところ原液を点滴.4日後に患者は心不全で死亡.准看護師は書類送検された.

 

報道日 2007.2.  看護師(22)が入院中の60代の男性患者に誤って塩化カリウム製剤を原液のまま直接静注し,直後に患者が心不全で死亡した.病院はミスを認め遺族に謝罪し,看護師は書類送検された.

 

報道日 2006.6.24  主治医が60代の脳梗塞患者に塩化カリウム原液とビタミン剤を混ぜたのち24時間かけて点滴するように看護師(21)に指示したところ塩化カリウム40mLを側管より注入.その直後心停止.蘇生治療を受けたが5時間後心不全にて死亡.病院はミスと死亡との因果関係を認め,謝罪した.看護師は書類送検された

 

 

報道日 2004.4 塩化カリウムを点滴に混ぜて患者に投与するように指示された女性看護師が,誤って直接静脈内に投与し患者が死亡.

 

 

報道日 2002.6.  「医療ミスで入院患者を死亡させた」と,警察署に届け出があった.死亡したのは60代男性で,点滴容器から体に注入すべき栄養剤の一種「塩化カリウム」を,誤って直接体内に入れたところ,容体が急変して死亡したという.同署は業務上過失致死容疑で職員から事情聴取するなどし,医療ミスの原因や詳しい死因などを調べている.同署は男性の主治医(34)と内科の看護師(21)から,同容疑で事情を聴いている.

 

 

 

2012年9月26日水曜日

くすりをえらぶ時代 ①

◆ 乳がんの 個別化薬物治療


乳がん治療の進歩はめざましい。ちょうど今月のNHK番組 今日の健康 でわかりやすい解説が 放送されていました。 



個別化薬物治療 とは、病気のタイプ(個人差)に合せたくすりの使い分けである。病気(癌)のタイプをしっかりと調べ、その(癌細胞の)タイプにあったくすりをもって治療に当たるという戦略である。

 

最近は、乳がんの(5つの)タイプによって、ホルモン剤分子標的治療薬抗がん剤(化学療法剤)を単独あるいは組み合わせて用いる個別化治療が行われています。がん細胞を詳しく検査し、細胞がホルモン受容体やHER2たんぱくを持っているかどうか、また、乳がん細胞がどのくらい活発に増殖しているかを示す「Ki-67」の値が高いか低いかを調べることによって、タイプ分けをします。

例えば、ホルモン受容体あり・HER2たんぱくなしの場合、Ki-67の値が低いと「ルミナールA型」と呼ばれホルモン剤(抗エステロゲン剤)が有効、Ki-67の値が高いと「ルミナールB型」と呼ばれ、ホルモン剤と抗がん剤(化学療法剤)が有効となります。

 

 

ほかにも組み合わせにより「トリプルネガティブ型」「ルミナールHER2型」「HER2型」に分けられ、それぞれのタイプで、適切な薬の組み合わせが異なります。





2012年9月20日木曜日

増える病気、減る病気 ①

◆ 今 増える  病気:癌 ◆ 


健康意識や医療技術の進歩向上は健康寿命を延ばし、

統計上明らかな <平均寿命> の長さに反映されています。

男性は約80才、女性では90才に手が届こうとしています。

その一方で、年々増加する病気があるのも明らかな事実です。

<癌>は今や日本の国民病です。

かつての国民病であった <結核>はなりをひそめ、

<胃癌> も 食生活の改善と 診断技術の進歩、

ピロリ菌対応で、今や決して増加傾向ではありません。

しかし、ある種の癌は増加傾向です。

特に、大腸癌、肺癌、そして 前立腺癌や乳癌 はこれからも増えていく傾向です。というのも、癌をみつけやすく、早期対応ができるようになっているからです。

 

<うつ病>や<認知症>にかかっている人の数も、過去の数倍に昇っています。

季節性の <花粉症やアレルギー>、<自己免疫疾患>さらには、夏場の 熱中症 なども過去の数をはるかに超えています。生活環境が改善されたために、免疫機能が弱体化し、起こってしまうとも考えられます。

 

今や なおる癌 として取り上げられるのが、乳癌と悪性リンパ腫です。

☆ 乳癌 については、続のようなコメントをする人もいます。

乳癌は女性ホルモンと密接に関係している病気です。


■ 乳癌の増加については、最近の非婚傾向や高齢出産などのライフスタイルや食生活の欧米化が原因に考えられています。食事の影響については、乳がんに限らず、消化器系の癌についてよく言われることです。
感染症などの疾患が撲滅された反面、生活習慣が引き起こす病気が増えている傾向にあります。
乳癌は今後増え続け、2015年には約5万人が乳癌にかかるのではないかと予測されています。