2012年9月28日金曜日

やっかいな病気 ②


◆ 潰瘍性大腸炎


大腸炎にはさまざまな種類がありますが、

慢性化する潰瘍性大腸炎は特定疾患に指定されている難治性の腸疾患です。クローン病と共に、炎症性腸炎のグループに入ります。


大事なことは、これらの疾患の原因に迫ることと、

できるだけ無理なく予防することです。

腸の病態に関して知っておきたいことは、腸管は免疫系細胞に富むこと、そして食事抗原などの攻撃から自己を守る働きが備わっていることです。

 

細菌性腸炎などの場合にも、腸は細毒素や病原体にさらされ、免疫機構をフル活用して、防御体制を保っています。従って、常に免疫系が緊張した状況にあり、それは異常活動が起こりやすいことも暗示しています。

 

まだ明確な原因が分かっていませんが、免疫システムの乱れ がこれら内因性の大腸炎の引き金になっていると考えられます。疲れない体をつくることが予防の一歩になります。








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