◆ ボツリヌス毒素 (ボツリヌストキシン)
ボツリヌス毒素は、自然界に存在する最強の毒として知られています。Wikipediaには下記のような記載があります。ボツリヌス毒素は、過去において 毒の顔 のみが話題になっていました。
たとえば生物兵器としての活用、数々の食中毒、中でも熊本名物辛子蓮根(からしれんこん)による中毒事件は記憶に残っているものです。しかし、現在ではこのボツリヌストキシンは、顔面麻痺や攣縮、そして美容整形にまで、幅広い老人医療に使われるに至っています。
まさに 毒を転じて薬となす を実践したものです。
ボツリヌス菌食中毒の原因となり、極めて毒性が強い(致死量:ヒトに対しA型毒素を経口投与した場合、体重1kgあたりの致死量が1μg[1]と推定されている。 マウスに対する最小致死量 (MLD) は 0.0003 μg/kg[。)。毒素としては、破傷風菌が産生するテタノスパスミンをも上回る毒性を持つと言われている。しかし、加熱するかアルカリで処理すると失活して毒性がなくなるため、十分加熱すれば安全である
■ 辛子蓮根によるボツリヌス中毒は、重症筋無力症と症状が似ていたため、一時的な混乱を招いたことがあります。
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