2013年1月27日日曜日

サラサラよサラバ

◆ 生活習慣病の 気・血・水


 

漢方理論のなかでも、気と血と水による病気の分類(分析) は

何と言っても 簡単で分かりやすい。

3つの分類で 複雑怪奇 な病気が分かりやすくなる。

 

 

生活習慣病も3つに分類しよう。

 

1. 気  呼吸器や消化器、神経 の病気

2. 血  循環器、内分泌、ホルモン の病気

3. 水  泌尿器、腎臓、免疫 の病気

 

 

グループでまとめてめんどう見よう 生活習慣病(=悪の習慣) ということになる。

よく言われる 血液サラサラ という 一点表面主義よりも 

血管スベスベ、内臓スベスベ  まとめて スベスベ でいこう。 



からだのどこか一点に現れた異常を局所の異常に限ることなく、

まとめてながめてみよう ということである。

たとえば、背中が痛む時には 胃や内臓 も疑ってみよう。

アレルギーには 内臓特に 腸や肝臓、腎臓 も疑ってみよう。

当たらずといえども 遠からず主義 である。

 

☆ ビリヤードの玉のように、ねらいを付けて、玉を当て

最後に、大玉を落とす=悪玉をやっつけるのが、

漢方ビリヤード療法である。






2 件のコメント:

  1. 血液は血だが、リンパ液は水に分類される。従って、免疫系は水の中に位置づけられる。紅い色の血と、白い色のリンパを区別したところが、深い。

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  2. 高校生物では、血液とリンパ液は 体液=細胞周辺の液体成分として、まとめて扱われている点が、漢方とは異なる点である。あたかも、流れているものが本質的に違うということを見抜いたような表現をしているのが、漢方だ。

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