2013年1月1日火曜日

免疫事故 ④

◆ 免疫事故の原因は温度?



《 病気の原因 》 ****************

1. 感染による病気 (感染症)

2. 生活習慣による病気 (生活習慣病)

3. 加齢による病気 (老化、老衰)

4. 代謝調節の乱れによる病気 (内分泌疾患)

5. 免疫系の乱れによる病気 (免疫疾患)

6. 腫瘍の発生による病気 (悪性新生物)

7. 先天性の病気 (遺伝疾患)

8. 心因性の病気 (心身症)

9. 薬による病気 (薬物中毒

10. 放射線による病気

 

 

以前このブログで、病気の原因についてお話したことがありました。病気の原因として一般に認められていることは以下の1~8ようなことがあります。免疫の乱れはそれ自身で一つの病気の原因になりますが、実はすべての原因に、多少なりともかかわっているようにも考えることができます。


よく、風邪は万病の元といいます。

それは、風邪をひくと免疫系をフル稼働してしまうからです。特にインフルエンザでは、免疫に頼ることが必須ですが、その時は高温を伴います。熱を出してウイルスをやっつけようとしています。この時の高温が元で、脳症を引き起こすこともあります。以前問題にした日本脳炎ワクチン死では、ワクチン接種後に高温状態で脳症を引き起こしたと考えることができます。


 

温度は生命反応に影響を与える重要な因子です。

人の体温は大体37度Cくらいになっています。つまり、健康の指標=温度です。ここで、温度が下がった場合を考えてみましょう。体温が下がる、あるいは低温下にさらされると、人の生命反応(化学反応)は鈍くなります。この時、免疫機能も落ちていきます。わずかな温度のズレが、大きな免疫反応のズレになるということです。



単純な考えですが、免疫疾患のリスクファクターとして温度を重視したいと思います。
夏の暑いとき、冬の寒い時、あたりまえのように人が、バタバタと死ぬのは、免疫系の力がおちてくるからと考えたいと思います。


免疫が活発に正確に機能するには適した温度があるということです。
もし温度が上がりすぎたり(発熱)、下がりすぎたりすると、それは免疫のズレを引き起こし、不正確な抗体=いびつな抗体がたくさん作られます。



温度がどんどん下がって行き、絶対零度という温度になると大変です。
絶対零度では、すべての原子や分子がもはや動けなくなってしまう=止まってしまうからです。地球は水によって守られています。我々の体も水によって守られています。地球上で観測した最も高い温度は58度Cくらいですい、最低温度も-30度Cくらいです。地球は、一定な温度で守られています。



《 病気の原因 》 ****************

1. 感染による病気 (感染症)

2. 生活習慣による病気 (生活習慣病)

3. 加齢による病気 (老化、老衰)

4. 代謝調節の乱れによる病気 (内分泌疾患)

5. 免疫系の乱れによる病気 (免疫疾患)

6. 腫瘍の発生による病気 (悪性新生物)

7. 先天性の病気 (遺伝疾患)

8. 心因性の病気 (心身症)

9. 薬による病気 (薬物中毒; 薬害)

10. 放射線による病気

 

 

 

 

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