2013年1月3日木曜日

病原体 ①

◆ もう一度 病原菌の復習:



最近のテレビ番組では、時代劇が減ってきました。

時代劇中で人が死ぬ場合は、

① 斬り合い ② 切腹 の次に ③病気 の順になっているようです。

しかし、病気も実際には多かったはずですが、時代劇のテーマにはならないようです。

高杉晋作や沖田総司、さらには文学者の多くは 肺結核 で血を吐き、若死にしましたが、その周辺には 結核の人はあまりいなかったように描かれています。

戦前に 女子短距離走で 世界記録を出した 人見絹江さんも
結核で 20代の若さで 亡くなりました。
ハードな練習、精神的プレッシャー そしてなんといっても
栄養不足(戦争の影響) は致命的でした。




堀辰雄の 風たちぬ は軽井沢の結核療養所(サナトリウム)での患者の生活が描かれています。

戦前のこの時代は、特効薬ストレプトマイシンがありませんでした。戦争は、医薬品不足を招いた一方で、抗菌剤や麻酔剤、整腸剤などのニ~ズは 高かったと思います。




◇ 次の病気(感染症)のうち、わが国において近年患者数が増加し最も多くなったものはどれか。

 

1.  狂犬病

2.  コレラ

3.  百日咳

4.  結核

5.  ポリオ

6.  日本脳炎



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