病原体 ④
◇ 紫外線
病原体の消毒(駆除)には、
理学的消毒法と 化学的消毒法があります。
理学的消毒では、物理的な手法 を用い、
化学的消毒では 薬品 を用います。
理学的消毒の代表が、
煮沸(加熱)と紫外線による殺菌消毒 である。
紫外線と赤外線は最も身近な電磁波であり、
非電離放射線と呼ばれます。
赤外線が熱的な作用を及ぼすことが多いのに対し、
紫外線は化学的な作用が著しい。
このことから化学線とも呼ばれる。紫外線の有用な作用として殺菌消毒、ビタミンDの合成、生体に対しての血行や新陳代謝の促進、あるいは皮膚抵抗力の昂進(こうしん)などがある。
紫外線は、消毒法として重要であるばかりでなく、人をとりまく環境要因としても、重要である(物理的環境要因)
◇ 紫外線に関する記述のうち、間違っているものはどれか。
1. 紫外線は あらゆる微生物の消毒に有効である。
2. 紫外線は 皮膚や目に直接照射しても害はない。
3. 紫外線消毒では においが付かないという長所がある。
4. 紫外線消毒では、プラスチックの種類によっては劣化させることがある。
5. 最も殺菌力の強い波長は、253.7nm (UV-C)である。
6. 紫外線消毒では、85マイクロワット以上の紫外線を10分以上照射しなkればならない。
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