病原体 ⑤
◇ ビブリオ、カンピロ、サルモネラ
冬場の食中毒といえば、生ガキ などからくるノロウイルスがダントツですが、かつては 魚介類からの腸炎ビブリオが主流で、猛威を振るったものです。食生活が魚から肉へと変わるにつれて、主流になったのが カンピロバクター菌です。
ノロウイルス、ロタウイルス を除けば、今 日本ではカンピロの食中毒が数が多いと思います。それから、卵のなかにいる サルモネラ菌 です。
お正月は、色々なものを食べますが、生活も不規則になって、腸の免疫力、肝臓の解毒力がダウンします。それで、ウイルスや細菌感染にはまってしまうというプロセスが成り立ちます。食べ過ぎ、夜更かし、睡眠不足は生活習慣病の入り口のようなものです。
◇ 感染と免疫に関し間違っているものは どれか。
1. 土の中には病原体は存在しない。
2. 感染症は、患者や保菌者と接触しなければうつらない。
3. 感染していても発病しない状態を不顕性感染と呼ぶ。
4. ある種の感染症に対して、抵抗力を持った状態を 免疫という。
5. 病原体を保有していることを自覚せずに、健康者と同じに生活している人を健康保菌者という。
6. 健康保菌者は、感染源にならない。
7. 病後保菌者は、症状がなくても感染源となる。
(医療従事者は 病原体の感染経路として、空気感染や飛沫感染するものに注意が必要である。)
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