2012年12月18日火曜日

薬害の歴史 2

◆ イレッサ 薬害事件

日本で起こった薬害事件としてごく最近の イレッサ薬害  を忘れてはいけない。

 

関与した製薬会社は、プロトンポンプ阻害剤(PPI; オメプラゾールなど)の開発で有名なアストラゼネカ社である。

 

他のすぐれた製品でも有名な、優良製薬会社である。世界的に有名な、優良製薬会社が起こした薬害が イレッサ薬害 事件である。

 

イレッサは、待望された肺癌の薬である。それも、手術ができない肺癌のくすりとして登場した新薬である。しかいs、こういう新薬こそ、「神と悪魔の薬」 である可能性が高い。抗癌剤による薬害として、日本の薬害の歴史に残るものです。あせる優良製薬会社と、甘い認可をした厚生省の人為的な被害であることがよく分かる例です。


イレッサは2002年7月に、約5か月という異例のスピード審査で世界に先駆けて、日本で承認された薬である。その発売直後から、間質性肺炎などの急性肺障害による死亡報告が相次いだ。一昨年までに、819人の患者が死亡する薬害を引き起こした事件である。

 

 

サリドマイド薬害による被害の判明数は309人であるのに対し、イレッサ薬害では819人であることを、忘れてはならない。




 

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