2018年3月11日日曜日

ジェネリック薬が 教えてくれるもの。



 

 

 

ジェネリック薬がおしえてくれることは多い。

 
なぜ売れるのか、なぜ安全なのか、どこが売りなのか。

考えるべきことはいくらも沸いてくるが、
 
真実は見えないことが多い。

多くの事実は結果であり、それは真実を包んだ銅像
 
の如き静止画である。

解説者は何とでも美辞麗句を並べるが、それは体裁の良い

理解しやすい方便(便宜)である。

 

事実から便宜を剥ぎ取り、見え難かったものに迫ることが

創薬のサイエンスとなり、未来の予見となる。

創薬のサイエンスに根ざさない ランダムな合成と都合の良い評価
 
創薬のゴールに導く道標にはならない。

 
古い医薬品は 時のふるいにかけられた宝物

= 創薬の原点であり、学ぶべき 手本である。

即ち 今あるジェネリック薬を 今ある最新の知識で解析し、
 
今求められるかたちに作り変える=ジェネリック装薬の途
 
について以下に紹介する。
 
 

 ジェネリック薬からの ドラッグデザイン 試論 (!) 

 

すぐれた創薬の参考書は 枚挙にいとまがない。

多くの化合物をランダムに合成しその中から候補となるシーズを拾い上げる。

あるいは 自社の貴重な蓄積=ライブラリー から種を見つける。

そして それを磨き上げ、最適化した候補=リード に持ち上げる。

ひたすら サクセスストリーの道、巨人の星への途 であるが、それらを並べあげても

もはや  《ドラッグデザイン》  の古臭い結末ノ ような気がするだけである。

 
手間隙のかかる 一見正統的な積み上げは重 要であるが、
なかなか骨がおれる。

おまけに、このような人海作戦は大グループのみで可能である。
そして今や大グループをもってしても新薬候補はなかなか みつからない。

見つかったとしても 似たり寄ったりな化合物に落ち着くのが 関の山である。
なので、もっと簡便に、少人数で新薬の山に登れないのかと考えるのは

誰も同じ切望となる。一番手短なシーズあるいは 

お手本を頼りに 少人数でできる インスタント創薬、あるいは

装薬の道はないものだろうかと考えて 一つのヒントとして浮かんできたのが

ジェネリック創薬への道 という愚考である。
 
 
以下  リャク;
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CERATAMINE As SH-RADICL ACCEPTOR

Ceratamine From Trihaloimidazole via Beckmann Rearrangement:


 

 

 

Radical Drug Analysis 2014

スイニー(ジメチル基,メチル基の効果に注目!)

メチル基は ラジカル安定化効果:

 

 

 

 

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